川勝流日本舞踊公演　無事に千穐楽！

9/30　川勝流の日本舞踊公演が京都府立文化芸術会館にて開催され、たくさんのお客様にお越しいただき、

多くの方の支えのもと無事に千穐楽を迎えることができました。

日ごろからお世話になった方、当日お越しくださったお客様には、心より感謝申し上げます。

本当にありがとうございました。

当日のお昼ご飯はウーバーでも頼もっかー♪と、何を食べるか楽しみにしていたのですが、

そんな暇も余裕も全くと言って良い程なく、あれよあれよと時間に流されるような感じで、

始まる前におにぎりを一個だけ食べ、あとは何も食べる時間がなく一瞬で一日が終わってしまいました(笑)

今回は私のお弟子さんも頑張って出演してくれ、仕事が忙しい中で本当に頑張ってくれました。

当日はとても堂々と落ち着いて踊ってくれたので、おそらく舞台袖で見ている私の方が緊張していたと思います(笑)

今回の舞台では本当にたくさんのことを学ばせていただきました。

過去の舞台との大きな違いはやはり、自分のことだけでなくお弟子さんのことも考え、気遣い、守る立場になったこと。

周りの先輩お師匠さん方に比べると、私はピヨピヨ鳴いてるひよっこ師匠です。

でも誰かの「師匠」として、自分なりにでもその役割を果たす努力をするということを学ばせていただきました。

また、今回の舞台では自分自身が踊るときに一つもお振りを間違えなかったこと、そして「これだけ稽古を積んできたんだから、もし間違えたりうまくいかないところがあってもそれはもうしょうがない！」と開き直れるほどのメンタルに至れたことも自分の大きな成長だと思っています。

曲に合わせて練習をするだけではなく何度も頭の中でイメトレもして、

踊り終わって幕が下りた時には達成感と足がパンパンの疲労感で泣き崩れるんじゃないかと思っていたのですが、

意外にも実際に終わった時には、お世話になった後見さんや会場スタッフの方々に

「ありがとうございましたー！」と爽やかに挨拶をして楽屋に降りて行ったので、

そのギャップに一人で笑っておりましたｗ

大切なことは意外とあっさりしているものなのですね

何はともあれ、3年に1度(今回はコロナ禍もあり5年ぶり)の日本舞踊公演、

無事に楽しんで終わることができ、本当に感謝でございます