9/30の舞台を100倍楽しむための演目紹介➀藤娘
2023/09/10
以前、インスタでもご紹介していたと思うのですが、日本舞踊を100倍楽しむ方法は
ズバリ【予習】です!!
どんな踊りが観れるのかなーと何も知らずに行くのもそれはそれで良いかもしれませんが、
映画の予告と同じように、少し内容を少し知っていた方がワクワク感が高まる方も多いかと思います。
ということで、舞台までの間で、私が知っている限りの演目紹介をしていこうと思います!
まずは、日本舞踊のド定番からご紹介♡
ー藤娘(ふじむすめ)ー
これはもう知る人ぞ知る、日本舞踊の世界では定番中の定番ですね!!!
それはそれは華やかな演目です。
大道具(背景)で大きな藤の木が設置されるのですが、その木から垂れ下がる藤の花が美しく、迫力もあり、
そしてお衣装にも藤が描かれていてとても豪華です。
さらに藤の花を担いで妖艶に踊る姿にみんな憧れるのでしょうね。
たくさんある衣装替えも見どころです。次は何色の着物で出てくるんだろう・・・と考えるのも楽しいです。
藤娘はもともと、近江国(現在の滋賀県)で旅人にお土産として人気だった「大津絵」という絵を題材にして作られた演目だと言われています。
演目の主人公は藤の妖精なのですが、恋について語りながら踊り、お酒を飲んで少し酔っぱらったりと、
やや人間味のあるところがおもしろいと思います。
藤娘を見た方は必ず「自分も踊ってみたい!!!」と思ってしまうほど、華やかで美しい演目ですよ。
9/30ではやや最後の方で踊られますが、ぜひ観てみてくださいね!
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日本舞踊 川勝流 ちさや会
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