「着物は高い」は時代遅れ!実は着物は安くで手に入る
2023/02/21
★今回のブログのポイント★
・今や、着物は高くない!誰でも買えます!!
・着物を買う時の注意点
そこのあなた!
着物なんて高級すぎて私には買えないし、着れないわ・・・
と思っていませんか??
「着物は高級品」
これは今でも間違いではないです。呉服屋さんに行くと1着30万~50万ぐらいはします。
でも現在はお安い着物もあります。
では、いくらぐらいで購入できると思いますか?
答えは、1000円ぐらいから購入できるものもあります。
なぜそんなに安いのかというと、中古だからです。
なので、「一度誰かが着たものなんて嫌だわ・・・」と思われる方は新品の高い着物しか着ることができませんが、
中古でも綺麗であればOK!という方にはピッタリだと思います
「中古」と言っても新古品のように、誰かが一度買ったけれども、一度も袖を通すことなく新品のまま置いてあった着物もあります。
なので、できるだけ新品に近い綺麗な着物を見つけることができると、とってもお得ということですね!
ただ、中古の着物を探すときに気を付けなくてはいけないことがあります。
それは自分のサイズに合っているかということです。
中古の着物=他人のサイズで作られたものということです。
なので、自分より小柄な人の着物は着ることができませんし、逆に自分より大きい人の着物も合いません。
大きい場合は着れないことはないですが、ダボダボになるので決して見栄えは良くないですよね。
そこで自分のサイズに合う着物を買うためのポイントをお教えしたいと思います!!
ポイント①着物を買いに行くまでに、自分のサイズを測って把握しておく
これが一番大切です!!!
最低限測る部分は、自分の身長(身丈〈みたけ〉)と、背骨から手首までの長さ(裄丈〈ゆきたけ〉)です!!!
この二つさえわかっていれば自分のサイズの着物を探すことができます。
ポイント②お店に行ったら、自分の身長と同じ丈の着物を選ぶ
女性の場合は大体自分の身長と同じ丈の着物を選ぶと、おはしょりもしっかり出て良い感じの着方になります。身長と全く同じ丈の長さでなくても、プラスマイナス5cmぐらいであればなんとか着ることは可能です。
例えば、私の場合は身長162cmなので、身丈157cm~167cmぐらいの着物であれば買ってもOK!ということになります。
また、着物の丈を測る際は、肩から裾までを測ると良いです。
ポイント③自分と同じ裄丈の着物を選ぶ
着物の裄丈は、背中心と呼ばれる背中のど真ん中にある縫い線からお袖(手首の部分)の端までの事を言います。
つまり、自分の背骨から手首までと同じですね。
これが自分の裄丈より短いとお袖がちょんちょんになり、着用した際に下のお襦袢が見えたりするので、裄丈もとても大切です。
ポイント④ひどい汚れがないか入念にチェック
特に人の肌に触れやすい手首、襟の部分
外出時に泥などが付きやすい裾部分
あとはまんべんなく見ます。多少汚れていても汚れの範囲が小さかったり、汚れが薄いと目立ちませんし、着付けた際に内側に入って見えなくなる部分であれば問題ありません。
汚れの許容範囲は人それぞれなので、「これならセーフかなぁ・・・」思うものを選んでください。
<お値段について>
最近は本当にたくさん中古の着物屋さんがあるので、お値段はそのお店によって違うのですが、
汚れがあると割と安い!500円からあったりします
サイズが小さいものも安い(ただし、アンティークを除く)
汚れがあまりなくサイズもそこそこ大きい155cm以上の場合、安いところで3000円ぐらい~
5000円前後が多い印象です。
新古品だと5000円以上が多いかな?
(ちなみに、「しつけ糸」という糸が付いたままだと新古品です。)
アンティークだと2,3万ぐらい、、、でもやっぱりアンティークはかわいいから欲しくなるんだよね・・・
みたいな感じで汚れ具合やサイズ感によってお値段が違いますので、色々見てみてくださいね!
そういえば、今回は着物中心のお話だったので、次は帯についてにしようかなと思います♪
あと、中古で買ったから一度着物をお洗濯したい!という方のために着物のお洗濯についても書こうかしら♪
また次回、お楽しみに!★
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