「日本舞踊教室」と聞くと、日本舞踊という踊りだけを教えてもらう場というイメージをお持ちの方が多いのではないかと思います。
私が日々たくさんの方にお会いする中で、「日本舞踊」についてを明確にご存じの方はほとんどいらっしゃらず、そもそも
「日本舞踊ってどんな踊りなの?」
「日本舞踊教室ってどんな感じでやってるの?」
「日本舞踊教室に通うメリットはなに?」
というように質問されることも多いのです。
ということで、今回は
「日本舞踊教室は踊りだけじゃないよ!ほかにもたくさん通うメリットがあるよ!!」
ということを、声を大にしてアピールしていきたいと思います。
自分で着付けができるようになる
これは言うまでもないことですが。。。
毎回のお稽古は着物を着て行います。今のような暑い季節であれば浴衣、秋頃から春にかけては袷の着物を着ます。
私の教室に通ってくださっているお弟子さんたちは皆さん、着物も日本舞踊も初心者からのスタートの方という方ばかりだったので、
当然、最初は着付けの仕方がわかりませんでした。
もちろん初めは着付けから学んでいただきますが、2~3回教えるとそのあとは自分で着付けができるようになっておられました。
おそらく皆さん、お稽古から帰ったら復習し、何度も自宅で着付けの練習をしておられたんだと思います。
最初のうちは、
今日はちょっと丈短かったかな…?とか、
今日はなんだか襟元が開いてくるな… とか、
今日は衣紋が抜けてないな… とか、
うまく着付けができないこともありますが、お稽古に来て毎回自分で練習をして試行錯誤していくうちに
綺麗に着られるようになっていくのです。
そしてそのうち、着物の柄や素材など、着物自体にも興味を持つようになっていくので、
中古の着物を自分で買ってそれを着てちょっとお出かけをするといった新しい趣味にもなり、
楽しい着物ライフを送られている方もたくさんおられるのです。
毎回のお稽古は着物を着て行います。今のような暑い季節であれば浴衣、秋頃から春にかけては袷の着物を着ます。
私の教室に通ってくださっているお弟子さんたちは皆さん、着物も日本舞踊も初心者からのスタートの方という方ばかりだったので、
当然、最初は着付けの仕方がわかりませんでした。
もちろん初めは着付けから学んでいただきますが、2~3回教えるとそのあとは自分で着付けができるようになっておられました。
おそらく皆さん、お稽古から帰ったら復習し、何度も自宅で着付けの練習をしておられたんだと思います。
最初のうちは、
今日はちょっと丈短かったかな…?とか、
今日はなんだか襟元が開いてくるな… とか、
今日は衣紋が抜けてないな… とか、
うまく着付けができないこともありますが、お稽古に来て毎回自分で練習をして試行錯誤していくうちに
綺麗に着られるようになっていくのです。
そしてそのうち、着物の柄や素材など、着物自体にも興味を持つようになっていくので、
中古の着物を自分で買ってそれを着てちょっとお出かけをするといった新しい趣味にもなり、
楽しい着物ライフを送られている方もたくさんおられるのです。
礼儀作法が身に付く
礼儀作法(マナー)とは、対人関係での気配りや敬意、慎みの気持ちに基づく行動の規範のことを言います。
その人のマナーを見れば、その人が大体どんな人かわかったりしますよね。
特に日本人は礼儀作法(マナー)を重視する民族であるため、そこがしっかりしていると信頼に繋がったり、
良い印象を持ってもらえたりと、良いことがたくさんあります。
その人のマナーを見れば、その人が大体どんな人かわかったりしますよね。
特に日本人は礼儀作法(マナー)を重視する民族であるため、そこがしっかりしていると信頼に繋がったり、
良い印象を持ってもらえたりと、良いことがたくさんあります。
学校や家ではあまり教えてもらえないこと
現代の家の構造の変化などもあり、正座をする機会も減少しました。
厳しく敬語を教える教育機関もあまりないのではないでしょうか。
日本舞踊教室はこんな風に現代の日本で失われかけていることを習うことのできる場でもあります。
例えば・・・
正座をし、手をついて、「おはようございます」「宜しくお願い致します」「ありがとうございました」などのご挨拶をする
裸足+サンダルで他所のお家に行く際は、靴下をはいてから上がる、ということを教わる
お子様も敬語で話せるよう練習する etc...
時代の流れによって、正しく敬語が使われなくなったり、挨拶を交わすことが少なくなったり、
上下関係が希薄になったりしていますが、
そんな時代だからこそ、こういったことがきちんとできる人材になることが大切なのではないかと考えています。
厳しく敬語を教える教育機関もあまりないのではないでしょうか。
日本舞踊教室はこんな風に現代の日本で失われかけていることを習うことのできる場でもあります。
例えば・・・
正座をし、手をついて、「おはようございます」「宜しくお願い致します」「ありがとうございました」などのご挨拶をする
裸足+サンダルで他所のお家に行く際は、靴下をはいてから上がる、ということを教わる
お子様も敬語で話せるよう練習する etc...
時代の流れによって、正しく敬語が使われなくなったり、挨拶を交わすことが少なくなったり、
上下関係が希薄になったりしていますが、
そんな時代だからこそ、こういったことがきちんとできる人材になることが大切なのではないかと考えています。
所作が綺麗になる
着物に慣れると、着物を着ているときに限らず、お洋服を着ている日常の生活においても所作が綺麗になります。
これは私の分析になりますが、、、
着物を着ているだけで自然とあらゆる動作が少し控えめになるのです。
例えば、
・歩くときはやや小股&内股になる
⇒普通に歩くと、着物の裾がバサバサと開き、着崩れに繋がるため
・腕を上げる際も控えめになる
⇒着物の構造上、腕を真上に大きく上げることが難しいため
・素早い動きがしにくい、走れないのでゆったりした動きになる
⇒相当着物に慣れている人でないと難しいため
・背筋がピンと伸びる猫背解消に繋がる
⇒帯を締めることでコルセットをつけているような効果があるので背筋が伸びる、猫背だと着崩れに繋がる
こういったように着物を着ている際の動き方が身に付き、それが自然と日常生活の中でも取り入れられるようになれば、
日常の動きも自然とエレガントに、そしてしなやかに変わっていくのです。
ジムに通うでもなく、何かマナー講座を受けるでもなく、
「着物を着る時間を増やす」だけでこれだけの効果があるのはとてもお得ですね!!
これは私の分析になりますが、、、
着物を着ているだけで自然とあらゆる動作が少し控えめになるのです。
例えば、
・歩くときはやや小股&内股になる
⇒普通に歩くと、着物の裾がバサバサと開き、着崩れに繋がるため
・腕を上げる際も控えめになる
⇒着物の構造上、腕を真上に大きく上げることが難しいため
・素早い動きがしにくい、走れないのでゆったりした動きになる
⇒相当着物に慣れている人でないと難しいため
・背筋がピンと伸びる猫背解消に繋がる
⇒帯を締めることでコルセットをつけているような効果があるので背筋が伸びる、猫背だと着崩れに繋がる
こういったように着物を着ている際の動き方が身に付き、それが自然と日常生活の中でも取り入れられるようになれば、
日常の動きも自然とエレガントに、そしてしなやかに変わっていくのです。
ジムに通うでもなく、何かマナー講座を受けるでもなく、
「着物を着る時間を増やす」だけでこれだけの効果があるのはとてもお得ですね!!
「踊り」よりも大切なことがたくさん学べる場
「踊りよりも」というと少し誤解が生まれるかもしれませんが、私自身、
日本舞踊教室というのは「日本舞踊を習う場」ではないと考えています。
そうではなく、日本舞踊を「通して」、生きる上で、そして日本人として、大切にしなければいけないことを
学ぶことができる場だと思います。
あなたもぜひ、そんな教室で一緒に学んでみませんか?
日本舞踊教室というのは「日本舞踊を習う場」ではないと考えています。
そうではなく、日本舞踊を「通して」、生きる上で、そして日本人として、大切にしなければいけないことを
学ぶことができる場だと思います。
あなたもぜひ、そんな教室で一緒に学んでみませんか?